保険適用の入れ歯と、保険外の入れ歯では、
① 材料 ② 作り方 ③ 形  が違います。
それによって性能の差が出てきます。

保険外の入れ歯といっても色々な種類があるのですが、

見た目が良くて装着感が保険のものよりも良い「ノンクラスプデンチャー」
薄くて装着感が良くて、話しやすく、食事の温度も感じる頃が出来る「金属床義歯(チタンの物や、コバルトクロムの物があります)」

などが代表的です。

 

材料、作り方、形、それぞれの違いから、なぜこのような性能の差が出てくるのかは、

  • 「材料」や性能はどのように違うのですか?
  • 「作り方」や性能はどのように違うのですか?
  • 「形」や性能はどのように違うのですか?

をご覧ください。

「材料」の違いとしては、プラスチックか、チタンやコバルトクロムなどの金属か、弾性レジンか、 という違いがあります。

保険の入れ歯では、アクリル樹脂やスルフォン樹脂というレジン系の材料、

簡単に言うと、プラスチックが材料として使われています。

そこに金属でできた針金がくっついていて、歯に留めるようになっています。

 

しかし、材料的にプラスチックというのは、そんなに強度があるわけではありません。

 

皆様の身の回りの物を考えて頂ければご理解いただけるかと思いますが、プラスチックの物は、ちょっと重たいものを載せたり、踏んだりしてしまうと、割れたりヒビが入ったりしますよね?

 

保険の入れ歯はこれと同じような素材でできているので、薄く作ってしまうと、咬み合わせの力に負けて、バキッと割れてしまったりします。

 

その為、咬み合わせ力に負けないよう、保険の入れ歯では、ある程度以上の分厚さが必要になってしまうのです

 

またプラスチックというのは温度をあまり通しません。

ですので、熱いものを食べても、お口の中の粘膜の入れ歯に覆われているところは、あまり温度を感じずに過ごしてしまいます。

これが「入れ歯にしてからあまり食事がおいしくないなあ」という感覚に結びついてしまうのです。

 

やはり冷たいものは冷たい、熱いものは熱い、とその美味しさを感じながら食事をしたいですよね。

 

それに対して金属床の義歯では、入れ歯の裏側などを金属で作ります。

金属は当然のことながら、プラスチックよりもとても硬いため、咬み合わせ力で割れてしまう、ということはまずありませんので、とても薄く作ることが出来ます。

 

金属床は薄く作るので、お口に入れた時の異物感がとても少なく、発音も行いやすいです。

また、精度がプラスチックよりも高いので、密着感、くっつき力もプラスチックよりも優れています。

 

そして金属のもう一つの大きな特徴として、

温度を伝えやすい、ということが挙げられます。

金属は熱しやすく、冷めやすいですよね。

これはお口の中に入れた金属床入れ歯にもあてはまります。

 

熱いものを食べると、入れ歯の金属自体も熱くなってくれて、

お口の粘膜で温度を感じることが出来るため、

温かい味噌汁を飲めば温かいと感じ、

ざる蕎麦を食べれば冷たいと感じることが出来ます

 

これがプラスチックの入れ歯よりも美味しい食事につながります

 

もう一つの種類の保険外の入れ歯、ノンクラスプデンチャーに関してですが、

これは保険のプラスチックと似た見た目ながら、弾力があり、指で力を入れると、グニグニと変形させることが出来ます。

それによって、銀色の針金の部分をなくして、その部分もピンク色の素材で作ることが出来ます

 

そのため、ノンクラスプデンチャーは、つけた時の見た目がとてもきれいです。

 

また、グニグニとした変形の為装着感が保険のプラスチックのものよりも良い、ということも挙げられます。

 

入れ歯の性能の違いは、材料だけでなく、作り方や形によっても起こるので、

ご興味あられる方はお気軽にお声かけください。

作り方も保険と保険外の入れ歯では大きく異なります!

保険の入れ歯では、

まずロウでできた入れ歯のピンクの部分に人工の歯をつけ、さらに針金の部分をロウの中に埋め込んで、それをお鍋のようなものでグツグツ炊きながら作っていきます。

 

作り方はそれこそ煮物などと全く同じです。

 

しかし、その作り方ですと、重合収縮と言って、

固まる時に入れ歯のプラスチックの部分が多少変形してしまうです。

 

もちろん外形が変わるほどではありませんが、内面など、ちょっとした違いがすぐに痛みや不快感につながる入れ歯では、大きな問題となります。

 

次にチタンやコバルトなどの金属床入れ歯についてです。

金属床の入れ歯でも周りなどにはプラスチックを使いますが、
裏側の大部分は金属となります。

 

そしてその金属の部分は、鋳造と言って銀歯などを作るのと同じ技法を用いて作成されます。

 

その寸法精度は先ほどのプラスチックよりもとても良いので、

金属の薄さと相まってさらに良い装着感につながります

 

 

そしてノンクラスプデンチャーの弾性レジンですが、

これは保険と似た材料ながら、お鍋でグツグツ炊いて作るのではなく、
ショットといわれる技術で、圧力で方に押しこむような作り方がされています。

 

その為、保険のプラスチックのものとは違い、変形がとても少なく完成します。

そのため、適合、合い具合が優れているといわれています

 

入れ歯の性能には、作り方だけではなく、材料によるものや、形による違いもありますので、ご興味あられる方はお気軽にご相談ください。

形も保険と保険外の入れ歯では大きく異なります!

まず保険の入れ歯では、

歯肉を覆う部分の材質はプラスチック、

針金の形も大きく分けて2種類くらいに限定され(派生形は何種類もあります)、

補強や、プラスチックを少なくするための金属の工夫も限定されています。

 

そのため、どうしてもプラスチックが多くなったり、

使える針金の形が支えの歯に負担がかかりやすい形だったりします。

 

また、針金同士もバラバラで作成されてプラスチックに埋め込まれている形が多いので、

全体としての強度がそんなに強くありません。

 

 

それに対して金属床入れ歯では、

舌の当たる部分をとても薄くできて舌感を良くしたり、発音しやすくしたりできる他、針金の形も、特殊なもの、自由度の高いものが使えます。

 

そのため、担当歯科医師がその患者様毎に適した針金の形、配置を考え、なるべく残っている歯への負担が少ないよう、それでいて真っすぐスッと脱着ができ、使い心地がよいように一つ一つ設計することが可能です。

 

また、裏側の金属と針金部分もつながった形、ひとかたまりで作ることができるため(材質が同じなので)、全体の剛性、強度が高いものが出来上がります

 

 

そしてノンクラスプデンチャーでは、

特殊な形で歯への引っかかりを作るので、

どちらかというと引っかかり力は強く設定することが可能です。

 

そのため、保険のものであれば反対側に針金を回さなければならないようなケースでも、片側だけの小さい入れ歯で済むことがあります

 

やはり針金が反対側に回ると、とても不快なものです。

 

片側だけで済むと、着け心地としてもとても楽だと思います。

 

実際にどのような形になるか、ご興味あられる方はお気軽にご相談ください。

当院で販売しているフィジオクリーン キラリ錠剤 は 入れ歯の金属がさびないので、お勧めしています。

入れ歯洗浄剤には様々なものがありますが、基本的には歯科医院で販売されている物、市販されている物で性能的に大差があるわけではありません。

 

ですが、当院で販売しているフィジオクリーン キラリ錠剤

入れ歯の金属がさびないので、お勧めしています。

 

お立ち寄りの際にご必要であれば、お気軽にお申し付けください。

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